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【由来等】 安屋の盆踊りは、「はねそ」と「思案橋」の2種類あり、共に遠賀川流域に広まっていた盆踊りである。「はねそ」は、時宗の念仏踊りが着物の裾を足で跳ねて踊ったことから、「はねそ」と呼ばれたと考えられている。中世末から近世にかけて、芦屋役者がこの踊りを盆踊りに取りいれたといわれている。「思案橋」は、江戸時代中期から筑豊地方の盆踊り唄とされてきたもので、芦屋役者や植木役者、遠賀川の船頭たちによって広められた。これらの盆踊りが安屋地区にいつ頃伝わったか明らかではない。
【活動の歴史】 第二次大戦中も中断することなく行われてきた。以前は、青年団を中心に行われていたが、出稼ぎなどで青年が少数となったので解散した。その後、婦人会、子供会が中心となり、平成10年からは安屋夏祭り大会として、自治会や村づくり委員会が中心となって行われている。
【芸能を行う理由・目的】 精霊供養
【舞・踊りの特徴】 「はねそ」は、唄いながら横に移動し、低い姿勢で踊る。「思案橋」は、唄に合いの手を入れながら踊る輪踊りで、テンポは遅く手の振りは大きい。
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| | | | | 民俗芸能では私たちが普段見ることのない道具や興味深い言い伝えなどがたくさんあります。 |
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