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【由来等】 成立の時期は定かではないが、1684(天和4)年鋳造の刻印が残る「古鉦」が現在も大切に保存されている。牛馬に悪疫が流行したおり、これを鎮めるために天満宮に平癒祈願の楽を奉納したのが始まりと伝えられる。1835(天保5)年には雨乞祈願で踊ったことが記録されており、江戸時代後期は盛んに行われていたようである。天満宮は、明治45年に葛原神社境内へ遷座された。また新町楽は豊前地方に分布する太鼓踊りの一つである。
【活動の歴史】 昭和30年頃までは大人、子供で楽を行っていた。第二次大戦中一時中断したものの、昭和51年に復興し、葛原新町楽保存会が結成された。それ以後は、子供たちを中心に楽が行われるようになった。現在は、10月の最終日曜日に葛原市民福祉センター、葛原天満宮、葛原八幡神社で毎年、奉納されている。
【芸能を行う理由・目的】 悪疫退散、雨乞祈願、学力向上、家内安全、祈願
【舞・踊りの特徴】 楽は、言上の奉上に続いて9種の太鼓踊りから成る。うちわ使い(2名1組)の合図が先導し、大人の親鉦がリズムの調整役をつとめる。踊りの流れは順に、動、激、静と表現される。
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| | | | | 民俗芸能では私たちが普段見ることのない道具や興味深い言い伝えなどがたくさんあります。 |
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