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【由来等】 享保年間(1716〜1736)に筑前一帯に大飢饉が続いたため、当地の庄屋中村伊右衛門が英彦山に参籠して願掛けを行い、獅子頭を拝領して帰った。これを宇多神社に奉納し、豊作を祈ったところ、翌年は大豊作に恵まれたので、以後はこれを祝い、毎年春に舞うようになったといわれている。
【活動の歴史】 第二次大戦中に中断していたが、昭和21年に復興し、現在に至っている。 演目は8種類あるが、8演目全て舞っていたのは、昭和35年頃まで。現在に伝わっているのは5演目である。平成元年頃までは、地区全体を回っていた。昭和45年頃に保存会が発足、現在は会員数25名で伝承に励んでいる。
【芸能を行う理由・目的】 豊作祈願
【舞・踊りの特徴】 演目は、「門付」「猿(三番叟)」「萬作」「獅子打ち萬作太郎」「餌拾い」「源如」「藤八」「鬼女」の8種類あり、現在は、「門付」「猿(三番叟)」「萬作」「獅子打ち萬作太郎」「餌拾い」が習得されている。獅子は1頭2人立ちで、演目により1名〜数名の演技者が登場する。元岡・壱岐(昭和35年頃廃絶)の獅子舞とほぼ同型の、演劇的要素を持った獅子舞である。舞の動きが激しいので、雄獅子ではないかとの説がある。
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| | | | | 民俗芸能では私たちが普段見ることのない道具や興味深い言い伝えなどがたくさんあります。 |
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