田島神楽
【たしまかぐら】

田島神楽
【開催場所】
福岡市 田島八幡神社
【開催日】
7月11日  
【指定】
市町村指定無形民俗文化財
【アクセス】
西鉄バス「田島」バス停より徒歩5分

【由来等】
 田島の歴史が開かれたのは、沿革史の記述から推測し、1330(元徳2)年と考えられ、田島神楽もこの頃から奉納されたといわれる。田島にあった、貴重な水源「薦ケ渕」の古い主に毎年、人身御供を捧げて平穏を祈っていたが、地域の人々が万年願をたてて以来、旧暦の6月1日、八幡宮に神楽を奉納することで、これに替えたのが始まりと伝わる。

【活動の歴史】
 神楽奉納以来、五穀豊穣を祈り田植えが終わると舞われてきた。江戸時代まで神官によって伝えられたが、明治頃から氏子による田島神楽社の手で奉納されたようである。また、第二次大戦中も絶えることなく開催されていた。福岡市無形民俗文化財に指定されることが決まり、平成9年、田島神楽保存会が発足した。現在20名の会員により運営される。

【芸能を行う理由・目的】
 五穀豊穣

【舞・踊りの特徴】
 楽方の構成は、太鼓1、笛2〜3、銅拍子1。太鼓、笛の専属、各1名を除き、舞い手と交代で演じられる。楽方の、太鼓・笛の打ち方、叩き方は、神供、志賀、豊姫、鬼など8種類あるといわれる。
民俗芸能では私たちが普段見ることのない道具や興味深い言い伝えなどがたくさんあります。


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このホームページの情報は、2002年11月から2004年3月の間に行った取材を元に掲載しています。
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