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【由来等】 伏見神社は1648(慶安元)年から現在地に鎮座するといわれる。神楽の発祥については定かではないが、1716(享保元)年に旧那珂郡の神職が、櫛田神社の神楽に奉仕していたという記述が残されており、伏見神社の社家神楽のお篭りも、この頃だったと推定されている。明治維新後、社家神楽の廃止に伴い、神職から村人に神楽が伝授され、1880(明治13)年(一説には明治18年)、神楽座「珍楽社」を組織し、現在に至っている。
【活動の歴史】 1894〜1895(明治27〜28)年頃、神楽座は全盛期であったとされ、県内各地で神楽を奉納し、糸島郡の高祖神楽などに伝授した。現在に伝えられているのは、神話を再現する神楽4曲、清祓の神楽(四方を祓い清める神楽)7曲、降神の神楽4曲、曲芸的な神楽1曲、能の形式をとる神楽2曲である。昭和に入って神楽座の構成員は減少したが、昭和20年代後半〜50年代にも活発に神楽を奉納した。近年では子供の参加者も増えつつある。
【芸能を行う理由・目的】 五穀豊穣
【舞・踊りの特徴】 総計18から成る命和理(みことわり・曲目の事)は、大別すると降神の舞、祓いの舞、能形式の舞に分類される。神の魂を鎮めるという神楽の意義にのっとり、神聖さや敬虔さを表す舞や、神話を元にした物語的な舞が多い。
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| | | | | 民俗芸能では私たちが普段見ることのない道具や興味深い言い伝えなどがたくさんあります。 |
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