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【由来等】 岡垣町に思案橋がいつ伝わったかは定かではない。直方市に17世紀半ばから伝わる「日若踊」「三申踊」のひとつに「思案橋踊り」があり、思案橋の源泉はこの時代に作られたといわれている。特に筑豊地区の思案橋は、植木役者・芦屋役者や遠賀川を行き来する石炭運搬船の船頭達によって、筑豊全域に伝えられ、江戸時代から唄い継がれてきたという。
【活動の歴史】 町内で唄と踊りが存在するのは吉木区だけであり、唄い手と楽器を中心に輪を作って踊る。かつて青年団を中心に行っていたが、昭和後期に解散し、その後「思案橋踊り」を次の世代に伝承するため、昭和52年に吉木芸能保存会が発足。平成元年8月にはアジア太平洋博覧会の「岡垣の日」に思案橋踊りを公開するなど、内外で積極的な活動を行っている。
【芸能を行う理由・目的】 新仏供養、祖霊供養
【舞・踊りの特徴】 「思案橋踊り」は矢倉を中心に右回りに輪を描き、太鼓・三味線・唄の文句に合わせ、うちわを持って踊る。唄の文句は20番からなり、当日はその内から9番を選択して唄う。
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| | | | | 民俗芸能では私たちが普段見ることのない道具や興味深い言い伝えなどがたくさんあります。 |
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