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【由来等】 「歴史散歩(久留米市教育委員会)」及び「久留米市文化財指定物件資料(久留米市)」によると、筑後地方に伝承されている風流は九州一円で行われている「太鼓楽」に分類される。中でも筑後一の宮、高良大社に古来より奉納されてきた御井町風流は、筑後一円に伝わる風流の素朴で力強い形を保ち、筑後地方の風流の原形と考えられている。御井町風流がいつ頃始まったかは記録がなく、不明だが、文献では明治になり高良大社御神幸で獅子舞とともに風流を奉納したという記述が見られる。
【活動の歴史】 第二次大戦後は中断していたが、昭和36年に復活。同年10月の例大祭(俗に高良山おくんち)が催行され、昭和37年の高良山元旦祭に奉納されたが、再度中断。昭和52年に「御井町風流保存会」が結成され、高良大社の元旦、おくんち、校区夏祭の年3回の奉納を行うようになり、現在に至る。
【芸能を行う理由・目的】 神賑行事、民衆安寧、伝統芸能の継承
【舞・踊りの特徴】 風流奉納の前に子供が口上を述べる。太鼓方が中心の演舞だが、今様のテンポの早い勇壮活発なものではなく、ゆるやかで大きな動作が特徴。演目は、「道行き」は御神幸行列等の時、移動しながら舞われる。「幕流」はテンポが早く門打(かどうち)に適している。「神の舞」は御神前のみで奉納される舞いで踊りの要素が強く、動作が大きい。
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| | | | | 民俗芸能では私たちが普段見ることのない道具や興味深い言い伝えなどがたくさんあります。 |
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