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【由来等】 土師の獅子舞は、渡り獅子と呼ばれる。雄獅子と雌獅子の2頭が唐を出発して、荒れ狂う東シナ海の波涛を越え、日本に渡り、老松神社に辿り着く様子を演じている。1328(嘉暦3)年、老松神社に、五穀豊穣と家内安全を祈願して奉納されたのが始まりといわれている。
【活動の歴史】 開始以来、現在まで休止することなく続けられている。昭和32年に県無形文化財に、昭和51年には県無形民俗文化財に指定されて、保存活動に一層力が注がれるようになった。昭和55年頃から、子どもの廻り打ちに女子が参加できることとなった。平成5年頃に一度途絶えて、平成15年から復活した杖樂も、その際に女性が参加できるようになった。
【芸能を行う理由・目的】 五穀豊穣、家内安全
【舞・踊りの特徴】 上士師の獅子舞は「馬場入り」から始まり「子供の廻り打ち」「曲打ち」「杖つかい」「杖楽 ツエガク」「獅子楽 シシガク」「龍絵 リュウカイ」と一連の舞いで構成されている。連続して行われ、獅子楽とも呼ばれている。マエキリ、ナカンキリは獅子が東シナ海を渡る様子を、ノリは雌獅子が疲れて寝込んでしまう様子を演じているといわれている。力感にあふれ、勇壮活発な舞である。獅子舞の前には、必ず子ども8名による杖つかい(杖楽)が行われる。
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| | | | | 民俗芸能では私たちが普段見ることのない道具や興味深い言い伝えなどがたくさんあります。 |
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