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【由来等】 上臼井日吉神社の神楽の起源は定かではないが、慶応年間の銘がある猿田面などが残っていることから、明治時代には神楽が奉納されていたと考えられている。
【活動の歴史】 神楽は途絶えていたが、第二次大戦後の昭和28年に福田氏はじめ5名の手で碓井町神楽座が興され、昭和31年には宮司の跡目相続の式に限り行われる「綱切り神楽」が奉納された。舞の奉納が一時中断されてきた昭和57年、15名により上臼井日吉神社神楽会として再興された。平成3年に台風の影響で神社拝殿が損壊したとき、県内15ヶ所で出張神楽を行うなど継承につとめてきた。平成6年には現宮司の跡目相続の式で綱切り神楽が行われ、この時期は一番の盛り上がりをみせた。以前から小学生に教えてきた子供神楽と共に、日吉神社大祓い、丑祭、元旦祭などに奉納されており、採物神楽・面神楽・湯立神楽・綱切神楽を行うなど伝承がはかられている。
【芸能を行う理由・目的】 神威感謝、神人和合、五穀豊穣
【舞・踊りの特徴】 同じ筑前神楽の中では、簡素化された舞である。筑前系は、明治年間に作られた同じ神楽帳をもとに、土師・綱分・撃鼓・上臼井日吉の各神社で神楽が舞われているが、年数の経過と共に解釈の違いが出てきたとみられる。
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| | | | | 民俗芸能では私たちが普段見ることのない道具や興味深い言い伝えなどがたくさんあります。 |
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