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【由来等】 桑野獅子舞がいつから行われたかは定かではない。明治維新後の排仏毀釈の影響で一時中断した時期もあったが、1887(明治20)年頃に獅子頭役6名獅子頭2名で、各地の舞や囃子を研究して獅子舞を最構築したといわれており、現在の獅子舞の形はこのときのものと考えられている。舞いは6種あったといわれるが、「曲」「戸渡し」「神楽」「納め」の4種が現在継承されている。正月の獅子舞は神社に奉納される舞で、この内「曲」「戸渡し」の2演目が舞われる。桑野地区の神有(上の宮)と普門寺(下の宮)の両高木神社において、新年の神事及び神幸祭に奉納される舞である。なお、神社での奉納の後、遠賀川源流で舞われる年もある。
【活動の歴史】 第二次大戦中に一時途絶えていたが、昭和22年〜23年に復活した。昭和35年〜36年頃は盛んに舞われて糸といわれ、大きな傘を獅子に差しかけて舞っていた。現在では、子供会に獅子舞を練習させ、後継者の育成と獅子舞の伝承に努めている。
【芸能を行う理由・目的】 正月は神社への奉納の舞、4月は五穀豊穣、無病息災
【舞・踊りの特徴】 舞は、曲、戸渡し、神楽、納め、入葉、タイラクの6種類あったといわれているが、現在伝承されているのは、曲、戸渡し、神楽、納めの4種類である。新年の神事の獅子舞は、下の宮、上の宮の神社でそれぞれ雄・雌一対となって舞う。4月の神幸祭には、両高木神社でそれぞれ獅子舞を舞った後、地区の中心部である公民館で合流し雄雌二対(4頭)が一緒になって舞う。子供獅子舞に続き大人獅子舞が行われることになっているが、流動的で一方が中止されることもある。
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| | | | | 民俗芸能では私たちが普段見ることのない道具や興味深い言い伝えなどがたくさんあります。 |
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