|
|
|
|
【由来等】 筑前植木(庄)岡分流の大名行列は古くは遠賀川の主神・おかのおかみ古天神にささげられてきた豊穣祭の大榊御幸川清之神幸の流れをくむ芸能である。寛永年間(1624〜1644)から幕末に至る約230年間の間、見慣れてきた黒田五十二万石の大名行列が植木宿・木屋瀬宿・黒崎宿から消えた慶応明治の頃、古式の御幸に参勤の形を取り入れ山王山笠(日吉神社)と共に供奉行列に仕立てたのが今の形である。その由緒は、遠賀川で発祥した稲作に由来する年中行事の古式を受け継ぐもので、地元の古老によると川筋唯一の郷土芸能であると言い伝えられている。
【活動の歴史】 直方市史によれば、1869(明治2)年より大榊中心の古式神幸にこの大名行列が加わって今日に至っているが、当天満宮が去る平成元年5月31日未明、不慮の火災にあい焼失するという思いがけない事態になった。平成5年に再建委員会が設立され平成7年に当天満宮が完成した。そのため、平成元年〜平成7年まで神幸祭が行われていない。また、平成8年以降は植木町内の鉱害復旧などにより神幸祭が行われず、平成13年に行われた。原則的に4年ごとに行われることになっているので次回は17年に行われる予定である。
【芸能を行う理由・目的】 五穀豊穣、無病息災、家内安全
【舞・踊りの特徴】 草履取りの役目は、冬期の寒い時期に殿様の草履を常に温めて保管し所持することである。
|
|
|
|
|
|
|
| | | | | 民俗芸能では私たちが普段見ることのない道具や興味深い言い伝えなどがたくさんあります。 |
| | |
|