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【由来等】 真弓風流は、豊作を祈願して江戸時代末期から始まったと伝わる太鼓打ち(風流太鼓)である。山川町内の甲田地区から習得したといわれているが、熊本県南関町から習得したという曲も、一部取り入れられている。元々は本座が風流(太鼓打ち)を担当していた。女装や羽織、袴、面などで仮装して町内を練り歩いたという。
【活動の歴史】 明治時代から使われていた鉦が、第二次大戦後に盗難に遭い集落の火の見矢倉の鉦を使うようになったという話が残っている。戦後まで行われていたようであるが一時中断していた。昭和50年頃から有志7名が、地元の明治生まれの古老3名から聞き覚えを始め、昭和51年に15名余で保存会を発足した。太鼓の音を言葉で表し、譜面として残した。昭和59年からは真弓風流保存会が地元の小学生に伝承を始め今日に至っている。
【芸能を行う理由・目的】 五穀豊穣、無病息災、家内安全
【舞・踊りの特徴】 古老から習得できたのは9曲で、現在保存会会員だけが習得しているのは、「道楽」(道楽の1つで、次の家が近いときに行う)、「山楽(やまのがく)」(道楽の1つで、次の家が遠いときに行う)、「ドンドコドン」(2曲)の4曲。小学生も習得しているのが、「テコテンニャ」、「サデンコデン」、「タンナカバーサン」、「カンノンドン」、「タバルガク」(熊本県南関町から習得したといわれている)の5曲。他に、「君の恵みの有難や〜、(喜多流の祝いうた)」から始まる「打ちおこし」というものがあり、1軒目と最後の家(来年の座元)で行われる。
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| | | | | 民俗芸能では私たちが普段見ることのない道具や興味深い言い伝えなどがたくさんあります。 |
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