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【由来等】 英彦山は、古来から霊山として信仰されていた。明治維新後の神仏分離令により英彦山神社となり、昭和50年に、英彦山神宮と改称した。英彦山の祭事は「松会」が中心で「御田植」「鉞行事」「柱松」があり、中でも「柱松」が中心行事であった。「御田植」は、古代より農民の信仰を集める、重大な行事であった。
【活動の歴史】 明治維新後の神仏分離、廃仏毀釈によって英彦山の祭事は簡略化した。現在は、「松会行事」の「御田植祭」と神幸祭が行われている。「御田植」は英彦山神宮の年中諸祭に祈年祭として存続されている。
【芸能を行う理由・目的】 五穀豊穣
【舞・踊りの特徴】 英彦山神宮の御田植祭は、神事の性格が強い。「鍬入れ(くわいれ)」は、鍬を入れる。「畝切り(うねきり)」は、鎌で畝の草を切る。「田耕し(田打ち)」は、鍬で田を耕す。「畔ぬり」は、鍬で畔ぬりの所作を行う。「馬杷(まぐわ)」は、木像神牛を曳いて押す。「杁(えぶり)」は、田の面を直す。「種子蒔」は、田植男が籾を田に撒く。「田植」は、石菖を苗に見立て田植の所作をする。「飯戴(いいかぐめ)、汁戴(しるかぐめ)」は、妊婦姿に女装し、盥(はんぎり)を頭に載せて参拝者に白飯を配る。
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| | | | | 民俗芸能では私たちが普段見ることのない道具や興味深い言い伝えなどがたくさんあります。 |
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