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【由来等】 上久保獅子舞は、大原八幡神社の御神幸祭に奉納される獅子舞である。大原八幡神社は、応神天皇の時代に豊国の国造であった、大原足尼命(おおはらすくねのみこと)の徳政をしのび、祀ったものと伝えられる。戦国時代の兵火で社殿が焼失した時期もあったが、氏子らによる再建、改築を重ね、現在の社殿は1859(安政6)年、拝殿は1875(明治8)年に建立されたものである。神幸祭は、883(元慶7)年に始まったとされる。獅子舞は1561(永禄4)年以前といわれ、今なお古式ゆたかに執り行われている。
【活動の歴史】 神幸祭は、昔、飢饉と疫病で年貢を納めることが出来なくなり、長者がお金を出して神様に祈願したのが始まりといわれている。獅子舞は、降雨祈願で満願の日に獅子舞を奉納したところ、雨が降ったので神幸祭に感謝の舞いを奉納するようになり、村人に「雨ごいの唐獅子」と呼ばれていたといういい伝えがある。上久保獅子舞は、神事以外では舞われることはない。
【芸能を行う理由・目的】 五穀豊穣、雨乞い、悪魔を退散させる威力がある霊獣の祓いの舞
【舞・踊りの特徴】 上久保の獅子舞は、大陸より上久保へ、大海を越えてたどり着くまでのことを舞いで表していると伝えられている。
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| | | | | 民俗芸能では私たちが普段見ることのない道具や興味深い言い伝えなどがたくさんあります。 |
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