|
|
|
|
【由来等】 719(養老3)年隼人の反乱の時、戦場において奏したのが始まりで、亡ぼされた隼人の霊を慰めるための、744(天平16)年の宇佐神宮放生会の時に再現され、以後、恒例となった。中世となり宇佐神宮の勢力の衰えに伴い、放生会の規模の縮小・中断の時も、八幡古表神社独自で行うこととなった。
【活動の歴史】 宇佐放生会が断続的になった中世、八幡古表神社独自でも行うことになり、宇佐神社で実施されるときには出かけるという形で保存されて来た。現在でも、宇佐から要請があれば出かけている。八幡古表神社独自では4年に1度執行している。鎌倉時代の末や室町時代の末の戦乱の時期には、60年間も断絶していたと伝えられているが、定かではない。近年では宇佐行きが昭和11年に中断され、昭和47年に36年ぶりに復活された、という例もある。
【芸能を行う理由・目的】 八幡古表神社、夏季大祭の中の一行事として、隼人の霊を慰めるため。
【舞・踊りの特徴】 神舞は細男舞(くわしおのまい)と呼ばれ「せいのおのまい」と同じといわれる。戦勝の祝いの舞いで喜びを表わしていると伝えられる。身ぶりと両手の上げ下げによるシンプルな舞い。相撲の方は、押し倒し、突き倒し、引き倒し、ひねり倒し、なぐり倒し、け倒しの6つの決まり手が伝えられている。
|
|
|
|
|
|
|
| | | | | 民俗芸能では私たちが普段見ることのない道具や興味深い言い伝えなどがたくさんあります。 |
| | |
|