八剣神社湯立神楽
【やつるぎじんじゃゆたてかぐら】

楽器・道具等の特徴
 かつて五徳は、カマツキと呼ばれる人々(松尾2名、往還1名)が神職を手伝い作製していた。ワラを土に練り込んだものを竹に塗りつけ、それを組んでいたが、昭和50年頃から鉄製になった。湯立神楽に楽が入ってないが、正式には楽を奏する。山ケ崎の住民が代々楽を担当していた。

禁忌についての言い伝え
 湯立神楽に使用した燃え残りの「オキ」を持ち帰り荒神様に供えると、病気をしない、厄、火災除けになるといわれている。古くは、神職が、竹で作った五徳の出来映えが良いと感じた年の翌年は、豊作になったという言い伝えがある。

その他
 六嶽神楽(室木神楽)の招致は古くから行われており、湯立神楽の際に神楽の人が介添えをしている。また湯立神楽は庭燎神楽とも呼ばれている。火渡りの神事は、正式には火蹴りの神事と呼ばれる。








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