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● 柳橋の獅子舞 ●
【やなぎばしのししまい】 |
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楽器・道具等の特徴 獅子頭は明治初期の年号の蓋の付いた箱に入っており、蓋には「妹掘獅子女」の文字が読める。これは「いもほり雌獅子」と解され、柳橋の獅子が「デハ」で地べたを掘るように舞うことから、芋を掘る仕草に例えて当て字で名付けたものといわれる。現在の舞いはそれを良く受け継いでいる。また、獅子頭は1本の木をくりぬいたもので珍しく、重い。昭和51年6月に修理した。笛は後継者難。若手の女性と年配者だけで4名。これから新人の育成を課題として抱えている。今の笛は音色がきれいにそろっており、獅子と良く合っており聴きやすい。小太鼓と大太鼓と鉦は先輩経験者も参加する。
禁忌についての言い伝え 喪中の家庭は参加を控える。獅子舞に女性の参加拒否はしていないが、まだ、女性が獅子頭を被ることはない。女性は舞いの笛で参加。
その他 獅子舞の日の20:00には「神相撲」がおこなわれる。行司は区の長老であり数組が演技し、現在では珍しい行事となっている。夜は清道旗を御神燈に変え巡行(雨の日は変えず)。獅子舞は区の年中行事で中心的な祭りになっており、嫁いだ人、遠方に出た人も帰省し集まる。
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