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● 日子神社の祭礼 ●
【ひこじんじゃのさいれい】 |
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楽器・道具等の特徴 なし。
禁忌についての言い伝え 「かゆだめし」は、5色のかびの色(赤、白、黒、青、黄)で肥前、肥後、筑前、筑後の作柄の吉凶の順位、その他農耕に関する災害などを含め、24項目を見る。前日の3月14日早朝に粥占いをする。お粥の準備は2月15日に座組一同の男で炊く、出来たお粥は釜より「占い専用の銅製の鉢」に移す、移す時は、シャモジなどを使わず手で鉢を横にゆすって、平らにする。鉢入れ専用の木箱に入れ蓋をして和紙で糊付けして密封する、神官の御祓いをした「シメ縄」を張って終わり。3月15日迄座元に保管する。
その他 祭りに使った松葉を持ち帰り、自分の田に刺すと豊作が約束されると伝えられている。座組は4組あり、輪番で座元を担当する。以前は、長、早乙女の役を男子のみで演じていた。早乙女役の子どもはかつては小学校低学年男子だった。しかし、現在は少子化の影響から、小学校高学年、女子、幼稚園生も加えている。着物も自分のお宮参りの晴れ着を着るのが習慣だったが、今では、絣の衣をそろえている。
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