赤幡神楽
【あかはたかぐら】

楽器・道具等の特徴
 囃子方に使う銅拍子、横笛、太鼓の楽器の演奏で、舞方をリードするのが役目だが、楽譜などが全く残っていないため、全て口伝え、耳覚えなどで継承している。その継承には大変な練習と経験が必要である。

禁忌についての言い伝え
 その年に家庭で不幸があった人は、神社に入れない。

その他
 豊前、築上、京都等(京築地区)の神楽講、保存会などとのつながりは深く、時折共に練習なども行っている。毎年必ず舞うのは大祓祝詞、散米神楽、御先神楽の式神楽、そして神迎神楽、三神神楽がある。演目は奉納の前最終土曜日に決めるが、神楽の目的が舞い手、観客が一体となって演じられるため、当日その場での要望で、舞いの内容が変化することもある。神楽舞の中では正式に舞うと、1時間半もかかるものもあるが、7〜8舞程度を3〜4時間で舞うという時間の関係上、途中を少し省いて舞う事もある。








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