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県内聾学校児童4・5・6年生・・・・・・14名
添田町立落合小学校児童4・5・6年生・・20名
学生ボランティア・・・・・・・・・・・・19名
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「和き・合い・愛塾inひこさん」は、聴覚障がい児と健聴児が1泊2日のキャンプを行い、自然体験活動を通して交流を深め、自主性と協調性を高めることを目的に実施しています。
1日目は、みやこ町犀川本庄池にあるB&G施設を利用させていただき、「水上スポーツ体験」をしました。当日は、みやこ町教育委員会をはじめ、みやこ町役場の方が19名も指導にきてくださいました。また、直方聾学校の濱先生が手話通訳をしてくださいました。
聾学校と落合小学校の児童がバディ(2人組)を組み、協力して2人乗りカヌー・バナナボート・ローボート・OPヨットに挑戦しました。水上スポーツは初めての体験でしたが、聾学校児童と落合小学校児童は、お互いに様々な方法でコミュニケーションを図って意志を伝え合い、力を合わせて水上スポーツを楽しみました。
夜は、英彦山青年の家で「星空観察」をしました。山崎さん・江上さん・薄さん・安田さんの4名が、星や星座のことを教えてくださいました。最初に、薄さんがおもしろ化学実験を見せてくださいました。不思議な実験の数々にみんな驚いていました。その後、星や星座について映像を見ながら学習しました。残念ながら、雲がかかっていて星は見えませんでしたが、屋内で天体望遠鏡を見たり、本物の隕石をさわったりと盛りだくさんの内容で、星のことを楽しく学びながら活動できました。この日は、英彦山青年の家のキャンプ場でバンガローに宿泊しました。
2日目は、キャンプ場で野外調理をし、カレーを作りました。この日は、田川手話の会の吉武さんと添田手話の会の佐藤さんが手話通訳してくださいました。話し合いで役割分担をし、聾学校と落合小学校の児童でペアになって自分の仕事に責任を持って野外調理に取り組みました。かまど係は薪割りと火の管理、カレー係は道具を洗って具材切り、ごはん係は食器を洗ってお米をとぎました。子どもたちは進んで野外調理に取り組み、班で力を合わせておいしいカレーを作ることができました。 あっという間の1泊2日でしたが、聾学校と落合小学校の児童たちは友情を深めることができました。
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(聾学校児童)
・コミュニケーションを取るのは難しかったけれど、ホワイトボードを使って話をしたので、わかりやすかったです。また、落合小学校の友だちと話をしたいです。
・落合小学校の人といっしょに交流してみて、仲良くなれたからよかったと思います。
・新しい友だちができたし、友だちといっしょに話したり遊んだりしたので楽しかったです。
・落合小学校は少し手話ができる人がいたので、話し合いが楽しかったです。
・たくさん話していたら、たくさん友だちができました。その友だちは絶対に忘れません。
・いろいろな友だちがいました。仲間ができました。ぼくはうれしかったです。
(落合小学校児童)
・新しい友だちもできたし、いろいろ話せたのがよかったです。
・交流するのがまだなれていないので不安だったけど、なるべく話すようにしたので楽しかったです。
・今回は、手話も指文字も使えたので交流しやすかったです。たくさん友だちができ、うれしかったです。
・私は、今回いっぱい交流して、友だちもできたので、とても楽しかったです。
・いっしょに活動して、去年より話せました。
・新しい友だちができるかなと思ってワクワクしました。
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「和き・合い・愛塾inひこさん 夏の体験編」では、水上スポーツや野外調理など、聾学校児童と落合小学校児童が力を合わせて活動を楽しむことができました。聾学校児童と落合小学校児童がペアになって活動を展開したことや、活動時に話し合い活動を位置づけ様々な方法で話したことで、コミュニケーションの機会が多く生まれ、新しい友だちをつくることができました。また、進んで話し合ったり、自分の役割を最後までやり遂げたりする姿が見られるようになりました。
この成果を第2回「和き・合い・愛塾inひこさん」に引継ぎ、仲間づくりを基盤とした自然体験活動を通して、さらに聾学校と落合小学校の児童の交流を深めていく予定です。 |