平成25年度
  9.青年リーダー・ボランティア研修
 
期 日  平成25年6月29日(土)~30日(日)

参加者 26名

プログラム
第1日目【6月29日(土)】
 時  間 活 動 内 容 
13:00~13:30   開講式
13:30~14:30
研修1   
  講義 「プレイリーダーとしての心得」
  実習 「レクリエーションの指導法」
 講師 阿蘇広域消防本部小隊長 薄井 良文 氏
○青年リーダー及びプレイリーダーとして求められる資質や能力について学習する。
14:30~16:45
研修2
  実習 「活動中における緊急時の対処法」
 講師 阿蘇広域消防本部小隊長 薄井 良文 氏
○ゲームを通して野外活動の安全管理について学ぶ。
○緊急時の搬送法やロープワークの技術を身に付ける。
17:00~17:15   「夕べのつどい」
  ○つどいの進行に挑戦する。
17:30~19:00   夕食、入浴
19:00~20:30
研修3
  「キャンドルのつどい」
 講師 阿蘇広域消防本部小隊長 薄井 良文 氏
○儀式的行事の指導方法について理解を深める。
20:30~21:30
 「振り返り」
 講師 阿蘇広域消防本部小隊長 薄井 良文 氏
○グループごとに本日の研修を振り返る。
21:30~22:30
「情報交換会」
○仲間との交流を行いながら、今後の活動に役立つ情報を収集する。
 ※アンビシャス運動の取り組みを知る。
 ※英彦山青年の家学習ボランティア「やまびこ」の取り込みを知る。
 

第2日目【6月30日(日)】
 時  間 活 動 内 容 
7:15~7:30   「朝のつどい」
  つどいの進行に挑戦する。
7:30~ 9:00   朝食、退所準備
9:00~11:00
研修4
  「レクリエーションに挑戦」
 講師 阿蘇広域消防本部小隊長 薄井 良文 氏
○グループごとにレクリエーションの進行を行い、本研修のまとめを行う。
11:00~11:30   閉講式
11:30~12:00   プレイリーダー2級修了証書交付式

活動の実際
 
《6月29日(1日目)》
研修1   
  講義 「プレイリーダーとしての心得」
 プレイリーダーの役割として、子どもたちの活動中の安全管理について学習しました。
 三択のクイズ形式で取り組みやすく、ガソリンなどの着火実験などもあり、安全管理に対する考えを深めることができました。
楽しい歌声から始まった研修の様子  ガソリンを使っての実験です!
参加者の声
  ・ 今後のボランティア活動の参考にしたいと思います。
・ 自分自身がその状況になった場合にどのように対応するとよいか学ぶことができました。
・  映像を見ながらのクイズで学べたのは楽しかったです。


  実習 「レクリエーションの指導法」
 集合ゲームやジャンケンゲームなど、アイスブレイクに役立つゲームを体験しました。次から次へとゲームが展開され、参加者はすぐに打ち解けることができました。またグループ活動を通してリーダーの役割を学びました。
アップダウンのレクリエーションの様子   いろいろなジャンケンゲームに挑戦
参加者の声
  ・ ジャンケンでこんなにたくさんのゲームがあることを初めて知りました。
・ 相手を楽しませるためには、自分も一緒に楽しまないと参加者も楽しむことができないということを知りました。
・ 研修内容が面白く、楽しみながら学ぶことができました。


研修2   
  実習  「活動中における緊急時の対処法」
 ジャイアントシーソーやラインナップなどのゲームを通して、遊びの場の環境づくりと安全面の把握について学びました。後半は、スズメバチや落石に対する対処法、緊急搬送時の担架のつくり方と搬送方法などを模擬体験しました。ロープのつなぎ方の練習や、つないだロープを使って斜面を下りる体験もしました。
ラインナップゲーム!落ちないように!   さすが隊長!様々な救助法の指導の様子
参加者の声
  ・ ほどけないロープの結び方(本結び)は、私生活でも役立てたいと思いました。
・ 自分たちで結んだロープを使って、実際に斜面を下りた時は緊張しました。
・ ロープワークが実践できてよかったです。
  ・ レクリエーション中に危険が起こりうること、指導する中で気を付けなければならないこと、普段あまり気にしていないことがあったので、今後につなげたいです。


研修3
  「キャンドルのつどい」
 第1部で火を迎える儀式、第2部でレクリエーション、第3部で火を送る儀式を行いました。第1部と第3部は粛々と進行され、第2部はゲームのほか、ギターの伴奏による歌など、趣向を凝らしたキャンドルのつどいになりました。
神聖なキャンドルのつどいの様子   各班、団結してスタンツの発表を行いました!
参加者の声
  ・ キャンドルのつどいがこんなにも楽しく素晴らしいものだとは思いませんでした。
・ みんなのチームワークがひとつになっていたので活動しやすかったです。
・ 子どもたちも楽しめそうだと思いました。一緒にやってみようと思っています。

《6月30日(2日目)》
研修4
  実習 「レクリエーションに挑戦」 
 最後の研修として、各グループで考えたレクリエーションを他のグループに対して行いました。体全体を使った音階遊びや、声を使わない伝言ゲームなどオリジナルなレクリエーションを体験できました。研修も終わりに近づき、参加者全員で行う「人間知恵の輪ゲーム」や「マイムマイム」「オクラホマミキサー」といったフォークダンスに取り組みました。
 研修の最後は、最高に盛り上がった雰囲気をみんなでつくりだしました!  
参加者の声
  ・ 率先して役職に就くことで、みんなをまとめることができ、今まで以上によい雰囲気づくりができました。
・ 自分で初めてレクリエーションを考え、作り上げることができました。
・ 普段よりも意欲的に活動することができたと思います。

全体をとおして
  「青年リーダー・ボランティア研修」は、地域で活動できる青年リーダーやプレイリーダーの育成を目的として実施しました。リーダーとして必要な知識や技能の習得を図るために、今年は、阿蘇広域消防本部に勤務されている薄井良文氏を講師として招き、指導していただきました。
 参加者は、それぞれの講義や実習を通してリーダーとして必要な知識・技能を楽しく学び、多くのスキルを身に付けると同時に、今後の指導に対して更なる向上心を持つことができました。今回学んだことをそれぞれの地域で活かし、地域の方々に求められるリーダーになること期待しています。