集団づくりに生かせるレクリエーションの指導方法 |
集団づくりに生かせるレクリエーションの指導方法を理解していただくために、演習を行いました。ここでは、実際にレクリエーションを体験し、活動の進め方や効果的な人間関係作りについて学べるように進めました。まず、参加者同士の緊張をほぐすために、命令ゲーム、じゃんけんゲーム、手遊びなどを行いました。次に、参加者同士が仲良くなるために、ペアやグループになりやすい環境づくりができる、みんなでじゃんけんゲーム、自己紹介ゲームなどを行いました。最後に、グループで協力して、向かい合った2人がタオルにぬいぐるみを乗せて、次のペアへぬいぐるみをリレーするタオルリレーなどを行いました。活動が進むにつれ、参加者は笑顔や会話が増え、レクリエーションの効果を実感していただきました。
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↑鍋鍋底抜けゲームを行う参加者 |
↑タオルリレーを行う参加者 |
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参加者の声 |
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レクリエーションを行うにあたっては、段階、対象や種類など、たくさんの意図が含まれていることが分かりました。 |
レクリエーションのバリエーションが増えた気がします。2学期にやってみたいです。 |
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講話1:体験活動の意義と危機管理 |
午後からは、参加者に体験活動の意義と危機管理について理解していただくために、青年の家主任社会教育主事が「体験活動とは」「体験活動の必要性」「体験活動を通した人間関係づくり」などについて講話を行いました。ここでは、参加者に野外調理の場面を想定してもらい、どんな危険が考えられるかを話し合ってもらいました。この話し合いを、野外調理活動における食材の調理や道具の使用の時に生かしてもらいました。
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↑青年の家職員による講話 |
↑青年の家職員による講話 |
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参加者の声 |
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子どもたちに体験活動をさせるとき、その発達段階や状況を考え危険を予測し対応することの大切さを感じました。 |
体験活動の意義や危機管理に関する用語など、はじめて知ることが多かったです。 |
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自然を生かした体験活動ゲームの指導方法
演習2:自然観察ゲーム
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自然を生かした体験活動ゲームの指導方法を理解していただくために、まず、青年の家職員が自然観察ゲームの進め方と指導する上での留意点について説明をしました。その後、参加者は4つのグループに分かれて、目かくし歩き(ペアになって、お互いに目かくしをした相手を案内する)、カモフラージュ(自然の中に隠してある人工物を探す)、同じものを見つけよう(リーダーが見せた自然物と同じものを一定の時間内に探す)、ラインナップ(丸太の上で指示されたように並ぶ)を体験しました。この活動をとおして、集中して対象物を探したり、自然に対して新たな発見をしたりして、自然を生かした体験活動ゲームの指導方法を体験してもらいました。
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↑丸太の上で指示のとおりに並びかえる参加者 |
↑自然の中に隠してある人工物を探す参加者 |
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参加者の声 |
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自然観察ゲームはもう少し自然にじっくりと目を向けられるとよかったと感じました。 |
子どもたちと楽しくできる手法を学べました。 |
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