平成29年度
福岡県プレイリーダー研修2級(兼)アンビシャス・青年リーダー第2回南筑後地域研修会
 
 期 日  平成29年6月11日(月)
 参加者   70名
 日程
 
時 程 内 容
9:00   受付
9:30   開会行事
9:45   研修T 講義「プレイリーダーの意義と役割」
                南筑後教育事務所  社会教育主事 船津 涼
10:15   研修U 講義・演習「プレイリーダーとして大切にしてほしいこと」
              「活動における危険予知・回避」
                     諫早市子どもの城  館長 池田 尚
12:00   昼食
13:00   研修V 講義・演習「“つながり”から“まじわり”へ」
                     諫早市子どもの城  館長 池田 尚
 16:10   閉講式

 活動の実際
<研修T 講義「プレイリーダーの意義と役割」>
 研修を通して、今の子どもたちが様々な要因で「遊べない」状態にあることを確認し、子どもたちのリーダーとしてプレイリーダーがすべきことについて考えを深めることができた。

研修の様子

アイスブレーキング


参加者の声
三間(さんま:時間、空間、仲間)の欠如の問題、遊べない子ども達に体験させることによる様々な利点が学べた。
頭ごなしにおこるのではなく、子ども目線になることで想いは伝わると思った。
 
<研修U 講義・演習「プレイリーダーとして大切にしてほしいこと」「活動における危険予知・回避」>
 ボランティアの合言葉「できる人が」「できるときに」「できることを」やるという考え方や、スタッフが、遊び場所の危険を予測して考えたり、一緒に遊びながら事故がないように細心の注意を払ったりすることなど、プレイリーダーとして大切にすべきことを学んだ。
手品を通して「失敗してもいい」 危機管理についての講話

参加者の声
予防(回避)を考える3つの視点で、Participants(参加者の視点)と Field(場所の視点)を意識したことはあるけれど、Staff(スタッフの視点)は考えてなかったので、とても参考になった。
CDクイズや手品などを介して、「答えは一つではない」、「キャンプネームは、自分が呼ばれたい名前であり、他の人が決めるものではない」「失敗してもいいんだ」ということを学んだ。

<研修V 講義・演習「“つながり”から“まじわり”へ」> 
 2人から大勢で体験するレクリエーションを中心に、リーダーシップのとり方など、その中に含まれている大切な要素を教えていただいた。風船を使ったゲームでは、参加者はどこにリーダーがいて声をかけると誰も風船を落とさずに進めるかなど、話し合って考えながら、集団のリードの仕方について学んだ。
 
風船を使ったゲーム 支えがあるとさらに力を発揮

参加者の声
目的にそった比喩、暗喩を含む活動をする為、意図ある仕掛けをしていきたい。  
人として、リーダーとして、人に接するいちばん大切な根本の部分を教えてもらった。
 
 全体をとおして
 参加者は、日ごろから青少年育成に携わっている人、学校や放課後児童クラブの先生等が中心であったが、体験活動を通したプレイ(遊び)のリーダーとして、子どもと接していくための基本は、「人として」相手に接する根本的な大切さであることにあらためて気づかされ、有意義な研修であった。