期 日 平成27年6月11日(木) |
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参加者 33名 |
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日程 |
時程 |
内容 |
13:20 |
受付 |
13:50 |
開会行事 |
14:00
14:50 |
研修1〈講話〉 「様々な格差から子どもの人権を考える」
〜体験活動が育む豊かな人権感覚〜
筑豊教育事務所 人権・同和教育室 社会教育主事 野見山 和久 |
15:00
16:30 |
研修2〈講話〉 「体験活動における事故の実際」
〜事故事例から学ぶリスクマネジメント〜
北九州市立もじ少年自然の家 所長 西胤(にしつぐ) 正弘 氏 |
16:40 |
閉会行事 |
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活動の実際 |
【研修1】 |
研修1では、様々な人権課題を提示し、その中でもLGBT(セクシャル・マイノリティ:性的少数者)と子どもの貧困について詳しい説明があった。その後、子どもの貧困の連鎖に伴った自然体験活動の減少と自己肯定感との関係についてデータをもとにした内容であった。 |
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様々な人権問題について説明をする講師 |
子どもの貧困の連鎖について話を聞く様子 |
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参加者の声 |
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LGBTという言葉を初めて聞いて、13人に1人の割合でそういう人がいるということに驚いた。
自分の身近なところにもいたかもしれないと感じた |
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年少期に体験活動を多く経験した方が心が豊かになるという話が印象に残った。 |
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6人に1人が貧困な子どもというのに驚いた。 |
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私達があたりまえにやっていた自然体験活動を今の子どもたちができていないという現状がよく分かった。 |
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【研修2】 |
体験活動で実際に起こった様々な事故事例を提示し、その予見・回避について詳しい説明があった。水難事故の事例実験を映像等で提示し、人体の構造や特性による浮力を利用した救助について説明があった。さらには、事故の際の責任と保険、体験活動の実施判断基準(数値)についても話があった。
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事故事例の写真や映像を提示・説明する西胤氏 |
体験活動の実施判断基準(数値)を考える様子 |
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参加者の声 |
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体験活動における具体的な事故事例の説明があり、すごくためになった。 |
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過失をつぶして安全で楽しい活動をする場所を作っていきたいと思った。 |
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安全管理だけでなく、事故が起こってしまった場合の話まで聞かせていただき、大変勉強になった。 |
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全体をとおして |
研修の内容が参加者によっては、新しく知ったこと、改めて考えさせられたことであり、更には、子どもの命や指導者の責任に関わるものであったため、参加者は意欲的に「子どもの人権」及び「体験活動における危機管理」に学ぶことができた。
また、「研修を通学合宿に生かしたい」「学校でキャンプ合宿を行いたい」という意見があり、研修内容が実践につながる研修となった。 |