事業報告
 平成27年度
「筑豊地区明るい選挙推進事業担当者研修会」

 
 期 日  平成27年7月10日(金)
 参加者   61名
 日程
 
時程 内容
13:30
受付
13:50
開会行事
14:00


研修1〈説明〉
「明るい選挙推進事業の推進について」
筑豊教育事務所 社会教育室 社会教育主事 三浦 風弥
14:15

研修2〈講話〉
「新しい主権者像の資質と能力の向上をめざして」
講師 福岡県明るい選挙推進協議会 副会長 谷村 壽重 氏
15:45
15:55
 
閉会行事 

 活動の実際
【研修1】
 研修1では、明るい選挙推進事業の推進について説明を行いました。特に公職選挙法改正に基づく18歳選挙権に焦点を当て、新聞等に掲載されていた大学生と高校生の選挙に対する意識調査結果を示しながら今後の方向性について説明をおこないました。
 
明るい選挙推進事業について説明している様子・福岡県の投票率について話を聞く参加者の様子
明るい選挙推進事業について説明している様子  福岡県の投票率について話を聞く参加者の様子

参加者の声
来年より選挙に参加することになる若者が期待と不安の両方を抱えている事を知ることができました。今後の啓発活動にどう生かしていくか、考えていく必要があると感じました。
若者から高齢者まで常に学び続ける主権者を育てる。将来を担う若者層に社会の一員、主権者という自覚を持たせることが必要だと感じました。
地域での啓発活動の取組は試行錯誤しながら行動するしかないが、行政担当者とどう連携していくか検討する必要があると感じました。
 
【研修2】
 研修2では、賢い有権者を育成するといった視点で「常時啓発事業のあり方」「学校教育における政治 教育」「人口減少・超高齢化社会への対策」などについて講話がなされました。

投票の質と量の向上について語る谷村氏・資料をもとに講師の話を聞く参加者の様子
投票の質と量の向上について語る谷村氏 資料をもとに講師の話を聞く参加者の様子

参加者の声
若者の声を政治に反映させること、若者、高齢者問わず賢い有権者を育てていく必要があると感じました。
有権者が育っていないということが今の低投票率に繋がっているように感じました。啓発の重要性を改めて考えさせられました。
18歳選挙権は、大人たちへの選挙関心への波及効果があると感じました。若者が正しい選挙を行うために、啓発を行う者も日々勉強していく必要があると思いました。
 全体をとおして
 研修1での説明は、来夏の参院選から18歳選挙権が施行されることから、参加者にとっては興味を引く内容であり、今後の啓発活動の参考となるものになりました。
 研修2の谷村氏の講話では、国や県の動向を踏まえ、根拠となるデータを示しながら詳しくお話されたので、  参加者には常時啓発における今後の展望について深く学ぶことができる研修となりました。