(平成23年度)
  14.ひこさん里山ファミリー体験(第3回)   第1回  第2回
○ 期 日
 〔第3回目〕 平成23年12月18日(日)

○ 参加者
 10家族(32名)

○ 事業内容
 
12月18日(日)
10:00 出会いのつどい
10:30 だご汁づくり
12:00 昼食(だご汁と収穫米を食べる)
  13:30 土鈴・七福神づくり(絵付け)  
  16:00 別れのつどい  

○ 全体をとおして
 本事業は全3回の継続事業です。最後となる今回の目的は、昼食で“収穫米とだご汁を食べながら上津野地区の方々と交流を図る”“ひこさんがらがら・七福神を完成させてお正月を迎えよう”でした。事前に、参加家族と連絡を取り、今回事業の“目的”を告げていたことが、参加家族の意欲的な活動につながったと思われます。実体験を基にした活動をとおして、家族間会話や家族同士の交流を促進することができました。
○ 活動写真
  
 
○ 参加者の声
 【だご汁づくり体験】
  ・だごを一生懸命に作りました。
  ・子どもたちと一緒に調理ができてうれしかったです。
  ・自分たちで収穫したお米を食べることができたこと、美味しかったことが思い出になりました。
  ・昼食の時、上津野地区の方々と交流ができて、とてもよかったです。
【英彦山がらがら・七福神づくり】
  ・絵付けが難しかったけど、楽しく活動できました。
  ・家族でお互いの作品を見せ合ったりしながら楽しむことができました。
  ・貴重な体験をすることができ、満足しています。

【保護者の感想から】
 ・絵付けの時間が予想以上にかかりましたが、失敗しながらもとても楽しかったです。来年も里山ファミリーにぜひ参加させてください。〔保護者〕
 ・収穫体験や絵付けなど普段できない事ができ、それも家族でできた事が本当に良かったと思います。皆さんに優しくしていただき、楽しい時間が過ごせました。〔保護者〕
 ・毎回毎回楽しい企画を盛りだくさんに立てていただいてありがとうございます。家族みんなで楽しみにしている行事です。次回を楽しみにみんなで参加したいです。〔保護者〕
 ・毎回多くのスタッフの方に準備、御指導いただいて本当に感謝しています。いつまで子どもたちが一緒に参加してくれるかわかりませんが、まちがいなく子どもたちの記憶、思い出に残る楽しい家族のふれあいだと思っています。参加された他のファミリーの方々からもとても優しく接していただきました。〔保護者〕
 ・だご汁づくりもがらがらづくりもとても楽しかったです。どちらも真剣に作業していたので子どもたちよりも大人の方がやっていたようです。青年の家の皆さんにはいつも優しくあたたかく接していただきました。ありがとうございました。〔保護者〕
 ・1年間を通して参加できてとても楽しかったです。英彦山に来ることが家族みんなの楽しみになっています。職員の方にはいろいろとお世話をしていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。来年も楽しみにしています。〔保護者〕
○ 事業を振り返って
  「だご汁づくり」では、子どもたちが薄力粉と水を調整しながら、一生懸命にこねていました。初めて体験する子どもが多かったようでしたが、職員の指導を熱心に聞きながらがんばる姿が見られました。最後は星やハートなどの型枠を使用して様々な形に整えていました。保護者には大根やニンジンなどの具材を調理してもらい、子どもたちが作った「だご」を入れて完成しました。
「昼食会」では、前回までにお世話になった上津野地区の方々を招待して参加家族のテーブルに入ってもらい交流を図りました。収穫米は、おにぎりにしました。昼食時には冷めていましたが、自分たちが作ったお米ということもあり、参加者からはとてもおいしいと多くの感想が聞かれました。
 「ひこさんがらがら・七福神づくり」では、講師の篠ア先生の説明を聞きながら進めていきました。正月を迎えるにあたり、福を家に呼び込みたいという願いから参加者全員無我夢中に取り組みながらも、親子で楽しそうに会話を交わし、お互いの作品を評価していました。前回と同様に子どもよりも保護者が真剣なまなざしで取り組んでいる姿が大変印象に残りました。
全3回の継続した事業として、体験活動を行いながら、家族間のコミュニケーションを図ることができました。参加した保護者同士・子ども同士が親しくなり、仲よく交流できたことも成果ではないかと思います。