参加者 |
34名 |
事業内容 |
「ひこさんわくわくキャンプ」は、聴覚に障害を持つ小中学生を対象としたキャンプです。このキャンプは、国立夜須高原青少年自然の家の協力で夜須高原とサンビレッジ茜の2つのフィールドを活用して、「ふれあい体験をとおして、コミュニケーションをとろう」「思いきりスキーを楽しもう」というねらいで活動を行いました。
●友達をつくろう 〜出会いのゲーム〜
みんなで弁当を食べた後、各グループで一緒に活動するボランティアスタッフを紹介しました。(写真@)その後、グループごとに学校名や名前など自己紹介を行い、グループでリーダーや目標などを決めました。(写真A)
次に知らない友達と仲良くなるために、自己紹介を兼ねたじゃんけんゲームを行いました。一人でも多くの友達に自己紹介を行い、じゃんけんに勝ったら自分が持っている紙に名前を書いてもらって、たくさんの仲間と交流ができたようです。(写真BC) |
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●燻製つくり
グループに分かれて、燻製器を製作しました。(写真DE)役割分担をしながら完成することができたようです。
その後、炊飯場に移動してチーズ、ちくわ、かまぼこ、ウインナーの食材を燻製にしました。(写真F)野外での活動で、とても寒かったのですが、子ども達は「おいしい」と言いながら食べていました。(写真G) |
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●雪遊び
燻製ができあがるまでの時間を利用して雪遊びをしました。(写真H)今年は、例年以上に雪が降り、夜須高原青少年自然の家にもたくさんの雪が積もっていました。グループ毎に雪合戦や雪だるまなどの活動を行いました。(写真I)子ども達は日常では体験できない雪遊びに没頭していました。
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●スキー体験
サンビレッジ茜でスキーを行いました。参加者のほとんどが雪の上でのスキーは初めての体験でしたが、思いきり楽しんでいました。(写真JKLM) |
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●思い出のクラフトつくり
葉っぱを利用してブローチつくりを行いました。慣れない手つきで工夫をしながら一生懸命に作っていました。(写真N)世界にひとつだけのブローチが完成しました。(写真O)
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●JR体験
桂川駅から直方駅と折尾駅、原田駅から博多駅と久留米駅の2つのグループに分かれて、JR乗車体験を行いました。(写真P)ホームや乗車時のマナーを守ること。また、中学生は小学生のお世話をすることなどを体験しました。(写真Q)全員が無事に帰宅することができました。 |
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参加者の声 |
初めてのスキー体験を楽しみにしていました。自信がなかったけれどうまく滑れたので良かったです。
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友達と仲良く活動しました。とても楽しく、たくさん思い出ができました。
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協力して友達を作ることができたので、次のキャンプに参加したいです。
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僕にとってはこのキャンプが最後だったので、思いきり遊び、この7年間の思い出ができて良かったです。ありがとうございました。
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今年は雪が積もってラッキーでした。雪遊びができてすごくうれしかったです。
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燻製を班の人と協力して作れたので良かった。とてもおいしかったです。
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全体をとおして |
異年齢や他の学校の人と初めて出会い、班で活動することはとても楽しかったようです。特に参加者が班の目標を達成しようとみんなでコミュニケーションをとりながら行動ができていたことがとてもよかったと思います。また、燻製つくりやブローチつくりなど協力しながら活動しました。
スキー体験では、経験者が少なく不安を抱えながら滑走しました。午前中は転ぶ姿が多く見られましたが、午後からはスムーズに滑ることができ、子ども達の成長の早さに驚かされました。
参加者は、仲間との活動を通して冬のキャンプを楽しむことができたようです。
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